2014年02月28日

お仏壇のお手入れはどのようにする?

日本の家には、特に地方には仏壇が多いです。
仏壇が備え付けられていない家のほうが、まだまだ少ない可能性があります。

仏壇は、家で死者を弔うために考えだされた素晴らしいシステムです。
死者のために、仏壇は常に綺麗にしておきたいですね。

仏壇の手入れ方法をご説明する前に、仏壇の設置場所について釘を差しておかなければなりません。

仏壇は、絶対に、湿気があるところには設置しないようにして下さい。
何故かと言うと、仏壇は気温や湿度の変化に敏感だからです。
まず乾いている場所、直射日光を避けた場所に仏壇を置きます。


メンテナンスですが、まずは日ごろの掃除です。

やはりここでも湿気には注意すべきで、漆塗りの部分は絶対に水拭きしてはいけません。
仏壇が湿気に負けてしまいます。

また、金箔部分や障子の部分は、はたきでホコリを払う程度にして、絶対に布で拭かないようにして下さい。

他の部分においても想像以上にデリケートなので、はたきで優しくホコリを払う程度の掃除をするのが一番です。

汚れたら綺麗にしたい気持ちはわかりますが、水拭きだけは本当にやめて置きましょう。

  


Posted by だんさん at 09:03Comments(0)仏壇のお手入れ仏壇体験談

2014年02月23日

新築の為に仏壇を買い替えます

わが家の仏壇は主人の祖父母の仏壇であり、本来ならば主人の母が見るべきなのですが、祖父母の家に我々が住んでる事と、母が病気の為、仏様のお世話ができないため主に私が中心となってお世話させていただいています。

新築の話がでた時に、私達若い者では分からないのでお寺に相談に行きました。

事情を聞いたお坊さんは、「本来はあなた方が見るものではないのですが、住んでいる以上このまま見てあげませんか?」とのことでした。

実際、私達は祖父母に感謝していますし、見る事は構わないのですが、仏壇が昔の古い大きなものだったので、買い替えてもよいか相談したかったのです。

それについてもお坊さんは「そんな大きなものでなくていいですよ。新築されるなら小さなものに変えてあげてください。」と言って下さったので、近々仏壇やに行って、選びに行こうと思っているところです。

きっと、形ではなく気持ちが大切ということだと理解しました。
感謝の心を忘れずにいようと思っています。


愛知県額田郡の女性からの体験談  


2014年02月20日

初めての仏壇購入。理想と現実。

私は25歳なのですが、昨年義母が亡くなりました。

義父が亡くなったのは主人が小学生の時で、実家には義父の仏壇があります。
しかし、女手一つで主人を育てた義母が亡くなり、主人は両親がいなくなったことになります。
そこで、自宅に義母の仏壇を用意することになりました。

しかし、今までお葬式に参列したことも数える程の私にとって、仏壇を一から揃えることは未知の世界でした。

ちなみにですが、義母の実家の仏壇はなんと電動で扉が開くのです。
調べたら200万円以上するとか。
さすが田舎の百姓は違うなと思いました。
義父の実家の仏壇は、電動かどうかは存じていませんが、金色で義母の実家の仏壇(それでも大きかった)の1.5倍はあろうかというサイズでした。

私の家では、どのような仏壇にしようか悩みましたが、若いのとスペースの関係で、棚の上に遺影、茶器、仏器、花立、香炉、ろうそく立て、お鈴を飾るのみになりました。

しかし、義母が亡くなってまもなく1年。そろそろもう少しきちんとした形で供養したいと思い、扉の無い、「オープン仏壇」というものを購入しようとかんがえています。

それなら場所もとらないし、オシャレなものも多く、また値段も控えめなので核家族世帯でも供養できるかと思います。


愛知県安城市の女性の体験談  


2014年02月18日

仏壇の大切さ

毎年、年末の31日になると、私と父で仏壇の掃除をします。
細かい置物から中の細かいところまで、結構ホコリがたまっているものです。
私が細かい置物を拭く担当で、父が仏壇本体を拭く担当です。

いずれも濡拭きではなく、乾拭きで綺麗にします。
細かい置物は乾拭きで終わり、仏壇本体はワックスをつけて乾拭きをしていきます。

そうするとピカピカになって、とても綺麗になります。
そのあとに置物をもとの位置へ戻していき、お供え物をします。

年末の買い出しで買ってきたりんごやみかん、キウイやパイナップルなどを供え、餅とお酒も備えます。
そうした準備をしてから、6時~7頃になってようやく家族で1年の感謝を込めて手を合わせます。

些細なことですが、毎年この流れを行います。
そうしてまた新たな1年を迎えることになります。
これ以外にも、毎日手を合わせます。

仏壇は我が家ではなくてはならないものなので、これからも掃除は怠らないようしていきます。

  


Posted by だんさん at 05:17Comments(0)仏壇のお手入れ仏壇体験談

2014年02月16日

365日お仏壇の世話をしている母。

私の実家にはお仏壇があります。母の母のお仏壇です。

祖母が亡くなった時にお仏壇を購入しました。そのお仏壇は祖母だけのお仏壇です。
母は1人っ子だったので母が世話をしないといけません。

自分の母なのでお世話は当たり前です。しかし、母は祖母が亡くなってもう7年になるのですがその7年の間毎日365日お仏壇のお世話をしてきました。

朝必ずお茶とご飯をお供えしています。
そしていつも花もさして、祖母が大好きだったお菓子もちゃんと置いています。
365日この7年間欠かした事がありません。なのでこの7年間母は旅行にも行っていません。

たまにはお仏壇のお世話もお休みしても良いのに出来ないそうです。
常に気になってしまって旅行に行ってしまったら気になってしまって全然楽しめないそうです。
ならもう行かない方がいいんだそうです。

自分への責任感がすごく強い母なので祖母のお仏壇を守るという気持ちがすごく強いみたいです。
毎日毎朝お仏壇のお世話をしている母を見て、私も出来るか少し心配はありますが、出来ることはやってみようと思っています。


愛知県豊田市にお住まいの女性からの体験談  


Posted by だんさん at 08:39Comments(0)仏壇のお手入れ仏壇体験談

2014年02月12日

仏壇の購入は信頼できる店にお任せ

昨年、祖母が亡くなり、初めての仏壇を買うことになりました。これまで分家だった我が家には、仏壇に関する知識が全くなく、親戚に仏壇の相場を聞くところから始まりました。

早速、仏具店に行って色々と話を聞いてみることにしました。仏壇の値段も購入しやすい価格から、車が買える価格までと幅広い価格設定だったため、正直戸惑いました。しかし、仏壇はすぐに買い替える品でもないため、ある程度しっかりした価格の仏壇を選びたいということがあり、100万円を目安に購入することに決めました。

まずは、我が家の仏壇を置く間口が狭かったため「上置型仏壇タイプ」の仏壇を買うことになりました。そして、宗派は「浄土真宗本願寺派」だったので、金仏壇から選ぶことになるそうで、正直、どういったものがよいのかわからなかったのですが、お店と相談しながら決めていくことにしました。

結局、仏壇以外にも仏具等の購入も必要だったため、全てを購入すると割引等も入れ、90万円弱の購入をすることになりました。わからないことだらけの仏壇の購入は、常にお店と相談しながらの購入になってしまいます。

そのため、仏具店を選ぶ段階でお店が信頼できるかどうかが、仏壇の購入の大きなポイントになるということを学びました。


愛知県岡崎市 女性 体験談  


2014年02月09日

最近の仏壇は小さくてマンションでも置けます

私は昨年父が亡くなり、お仏壇を購入することになりました。お仏壇って今まで購入したことがなかったので全く知識がなかったのですが、実際に仏壇屋さんに行ってみるとびっくりしました。

それは従来からの仏壇ってものすごく高いんです。安いものでも100万円以上高いものだと500万円くらいのものもありました。仏壇に500万円も払う人って今時いるんだろうか・・・と思いました。店員さんによるとお金持ちや田舎の人は今でもこうした高価で大きな仏壇を購入するらしいです。

 一方で私が購入したのは今時の仏壇です。

マンション住まいなのであまり場所は取れません。最近は壁掛けの仏壇があるんです。

これだとオシャレで場所も取りません。価格も20万円くらいで済みました。

もう少し大きな仏壇のほうがいいのかなあ・・・とも思いましたが、知り合いからも「マンション住まいの人はみんな小さいものを選ぶし、仏壇を買わない人も多い」と聞いていたので、毎日御参りすることで父も喜んでくれるかな、と思っています。

  

2014年02月06日

小さなお仏壇でもいつもそばに優しい見守りを感じる

「お仏壇」と言えば仏間に仰々しく置かれた昔ながらの大きな立派な台付金仏壇をイメージしますが、住宅事情が昔とは大きく変化した近年では様々なタイプの仏壇が出てきました。モダン仏壇や唐木仏壇、中でも小型仏壇は今の時代にとても合っていると思います。

たとえ家の跡取りであっても、仕事の都合で転勤を余儀なく繰り返したり、勤務先が遠方であったりするため先祖代々の家に住み続けるわけではありません。

しかしながら、仏様ができると位牌も含めてご先祖の供養は跡取りの家庭に託されていきます。供養の習慣は受け継がれていく一方で、残念ながら、分譲、賃貸にかかわらずマンションやアパートには仏壇を置くスペースが作られていないことがほとんどです。

そんな場合、小型の上置仏壇を選ぶと、住空間の中に溶け込むように仏壇を置くことができますし、引っ越しの際もとても簡単に持ち運ぶことができます。また家の中を傷つけることもなく設置できる上、家族の目が留まる位置に置くことで、いつでも仏様に手を合わせることができます。この習慣こそ、次世代に伝えていかなくてはならない日本の伝統だと言っても過言ではありません。

「お仏壇はその家の中心だ」とも言われています。どんなに小さな仏壇でも、ご先祖様に感謝の意を込めて手を合わせる心があればいつでも仏様の優しい見守りを感じるはずです。ぜひご家庭にあったお仏壇を選んでいただきたいと思います。

  
タグ :仏壇体験談


2014年02月04日

仏壇に手を合わせる事について

私の孫を実家に連れて行くと、まだ4歳の孫は、仏壇のリンを鳴らし、小さな手を合わせます。我が家には仏壇はなく、孫が仏壇に接する機会は1年に1,2度連れて行く私の実家でしかありません。

3歳になった頃に一度教えただけですが、実家を訪れると、一人暮らしの母に向って「大きい婆ちゃんこんにちわ」と言うと、すぐに仏壇に手を合わせます。

もちろん、亡くなった父とあった事もなく、宗教心があるわけでもなく、教えられて通りにしているだけです。しかし、こうした素直な気持ちをいつまでも持ち続けて成長して欲しいと願います。

仏壇のある家で育った子供は優しいとよく言われます。核家族化で幼児のいる家庭に仏壇があるのは珍しいですが、機会があれば仏壇に手を合わせる習慣を着けさせたいものです。

女房も比較的、信心深い方で実家を訪れると、よく仏壇の掃除をしています。しかし、女房は私の実家にあるような古めかしいタイプの仏壇は、何となく恐いとも言います。我が家に仏壇を置くような時には、内部は宗派の伝統に沿い、外観は少しモダンな感じの物を選ぶと言っています。

時代と共に、外観や見栄えが変化しても、仏壇に手を合わせる気持ちが継承されれば、それで十分だと思っています。

  
タグ :仏壇御参り


Posted by だんさん at 08:14Comments(0)仏壇体験談ご先祖様への感謝

2014年02月01日

実家に大きな仏壇があるお宅

実家に巨大な仏壇があるという話はたまに聞きます。

普通、仏壇と言うと、だいたい冷蔵庫くらいのサイズのものが一般的かと思いますが、そんな冷蔵庫サイズをあざ笑うかのような、部屋と一体化したような巨大仏壇が、田舎の旧家などには実際に存在しています。

現代の流れなのでしょうが、そんな田舎の旧家で親のみが暮らして、子供が都会で独立してくらしているという場合ももちろんよくある話で。

もし独立した子供が田舎に戻る予定がない場合、巨大仏壇は一体どうしたらいいのだということになりますよね。

さすがに巨大仏壇を都会に運ぶのも大変なことになるので、巨大仏壇は魂抜きすることになるのでしょうかね。

しかし、大概の巨大仏壇は、細工なども凝っていたり、漆塗り、金箔などがあしらわれている、購入された方にとっては自慢の仏壇だったのだろうと思われます。

日本中に立派な巨大仏壇が存在しているわけですが、お仏壇も現代社会の風潮にあわせたものになって行くことでしょう。

  


Posted by だんさん at 08:14お仏壇と現代社会事情